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クリスチャン新聞(6月5日付)に記事掲載

5月14日に開催した「ウクライナ避難民支援チャリティーコンサートについての記事が、クリスチャン新聞に掲載されました(6月5日付)。集会の全容を網羅したとても良い内容の記事です。どうぞ下記よりお読み下さいませ!


モリユリ・ミュージック・ミニストリーズ主催のウクライナ避難民支援コンサート「ひまわりの咲く日を願って」が、5月14日に大阪クリスチャンセンターで開かれた。ナビゲーターを務めた福音歌手の森祐理さんは尾形真菜さんのピアノで賛美を捧げ、ポーランドで避難民支援を行っているハンガーゼロの活動報告も行われた。スペシャルゲストとして、祐理さんと同じくハンガーゼロの親善大使を務めるロックバンド、ナイトdeライトのボーカル平野翔一さんがパワフルな賛美を響かせた。

 ロシアのウクライナ侵攻から3か月、戦闘の激化する中、祈りによって支えられていると語った軍人のことばを紹介した祐理さんは「今日は皆様と祈りを捧げるとき」だと語り、台湾の平和を祈る歌「この土地の平和を」を歌った。

 ハンガーゼロの近藤高史総主事は、3月後半から行っているポーランド国境メディカでの避難民支援活動の様子を映像と共に報告した。ウクライナ人の4人に1人が避難し、子どもを連れてきた父親は、一人で国に戻って行くという。

 災害と違って、戦争は先が見えないため、トラウマが深い。傾聴ボランティアの必要を痛感したと、近藤総主事は語る。避難生活の中で美容師らのボランティアが活躍する姿も紹介された。不自由な生活で、髪を切ったり化粧をしてもらうことだけで、心が救われるときがある。

 「ボランティアは何としても必要です。希望する人は相談してください。一人一人がそれぞれのところで、何かアクションを起こしてほしいと願っています」

 ハンガーゼロはこれから、ウクライナの孤児院の子どもたちをポーランドに移住させる準備に入るという。

 祐理さんはウクライナの昔話「てぶくろ」を朗読した。小さなてぶくろの中に様々な動物が入って共に温まるというストーリーだ。「手を取り合うのも難しくなった世の中ですが、それでも手を取り合うときは必要です」

 谷川俊太郎作詞、武満徹作曲の反戦歌「死んだ男の残したものは」を、魂を込めて歌った祐理さんは「死んだ人が残したものは、生きている私たち。輝く今日と明日。亡くなった命を、神様は決して無駄にされません。命が何倍にも生かされるために、私たちの祈りがあります」と、呼びかけた。

 ニューライフキリスト教会の豊田信行牧師はメッセージに立ち「聖書は悪に負けてはいけないと言っています。あなたの敵が飢えたら食物を与え、あなたを傷つける人のために祈れ、と。私たちの戦いはそこから。まず生活の中で善を信じて悪に打ち勝つ決心を固めていきましょう」と、励ました。

 祐理さんは最後にウクライナ国歌を歌った。約36万円の募金が避難民支援に役立てられる。





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